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ドンチェバさんの近況
2022年3月11日

CheFuKoは2014年よりウクライナで現地の学校、幼稚園、子ども病院などへの支援を行なってきました。現地活動のパートナー団体であるチェルノブイリ・ホステージ基金のドンチェバさんに、現地の様子を伺いました。

ドンチェバさんが住むのは、首都キエフの西130キロにあるジトーミルです。彼女は今もジトーミル郊外にある自宅に留まり、戦火の中で暮らしています。

先週の空爆で、彼女の事務所近くの学校が爆撃されたと聞き、先日、彼女は街中にある事務所に行ってみました。学校がミサイルを受けた時の爆風で、事務所の窓ガラスは粉々になっていましたが、建物は無事でした。彼女は、時期が来たら必ず事務所を再開すると心に誓って、事務所を後にしたそうです。

現地では医薬品不足が深刻で、薬局には何もないそうです。病院は閉鎖され、救急の患者以外は自宅に帰されています。知人の女性は甲状腺ホルモンの薬があと9日分しか残っていないそうで、また糖尿病患者はインシュリンを使い果たしています。ドンチェバさんは、薬がない人は救急車が来なくなるかもしれないと思うとパニックになると心配しています。

彼女は、夜は自宅の地下室で寝ているそうですが、昨夜、彼女の家のすぐ近くに空爆があり、朝、窓から外を見たら、目の前の家が破壊されてなくなっていたそうです・・・
このような日々が一日も早く終わるように心から願います。

CheFuKoはウクライナの子どもとその家族のために『ウクライナ子ども救済基金』を立ち上げました。銀行送金またはクレジットカードでのご寄付を受け付けております。皆様の温かいご支援をお待ちしております。

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