今日も子供たちの笑顔のために。

BLOG

ブログ

ポーランドでの活動②
避難民宿泊施設での温熱支援活動
2022年3月30日

ポーランドに渡航中のチェフコスタッフ2名が、現地でウクライナ避難民の方たちへ温熱支援活動を開始しました。

3月26日は、ポーランドの地元NGOが運営する避難民26名が宿泊する施設に行き、温熱施術と取材を行いました。この施設では、ウクライナだけでなくベラルーシから逃げてきた人たちも幅広く受け入れています。施設の責任者は23歳の一児の母で、ベラルーシから政治的に避難してきた頭の切れる女性リーダーでした。温熱は一人30分ずつで10名に行いました。

3月27日は、地元NGO「HUMANOSH」がウクライナ避難民家族を受け入れているナダジンにある施設で、温熱施術と取材を行いました。この施設を任されているナターシャさん(オレンジ色のTシャツの人)は、1週間前にキエフから避難者用の特別列車に乗ってウクライナ西部のリヴィウに移動したそうです。4人掛けのシートのスペースに乗客20名が乗り込み、通路もぎちぎちに一杯でした。リヴィウからは避難民用のバスに乗り換えてポーランドに来ました。笑顔の美しい、とても明るく周囲に気を配る責任者ですが、インタビュー途中、涙ぐみながら話してくれました。

温熱施術は12名に行いました。女性を中心に肩こりの酷い方が多く、施術後に何人かは肩に羽が生えたようだと喜んでくれました。小さな女の子2人も興味を示しておとなしく30分ずつ受け、とても気持ち良かったと喜んでくれました。また「施術を通して、支援を受けていることを間近に感じることができて、とても力になります」と嬉しい言葉をいただきました。

トップ画像の写真の黄色い短パンの男性は横を向いていますが、施術中に感極まって泣き出してしまいました。どれほど辛い経験をされたのか・・・

ポーランドでの温熱支援活動はまだまだ続きます。

CheFuKoはウクライナの子どもとその家族のために『ウクライナ子ども救済基金』を立ち上げました。銀行送金またはクレジットカードでのご寄付を受け付けております。皆様の温かいご支援をお待ちしております。

最近の投稿
カテゴリー