今日も子供たちの笑顔のために。

BLOG

ブログ

ポーランドでの活動④
ウクライナ国境の様子
2022年4月5日

ポーランド渡航最終日に、ウクライナ国境の様子を取材に行きました。

3月31日
この日はワルシャワから東へ276㎞離れた国境付近の受け入れ地点ドロフスクへ行きました。国境では軍の警備がしっかりとされており、移動をしているほとんどの車は、物資の輸送等の大きなトラックや避難民を運ぶバスでした。ピーク時と比べると避難してくる人々の数はかなり減ってきており、ウクライナからポーランドの移動だけではなく、ポーランドからウクライナに戻る人々もかなり増えてきている様子です。以前は歩いてくる人も沢山いたのですが、今はバスや車で国境付近へ移動してくる人がほとんどだそうです。

受け入れエリアのドロフスクには、いくつかの支援団体や、ワルシャワだけでなくポーランド中からボランティアの人々が来てテントを張り、避難民にSIMカードや生活用品、温かいコーヒーや紅茶を配布していました。国をまたいでの移動の連絡手段には、SIMカードがすごく重要だったそうです。

この日の天気は雪。気温は3度でとても低く、凍えるくらい寒かったそうです。そんな中、一つのテントの中に約15人、ウクライナに帰りたい人たちが、ウクライナに戻る途中の他の車に乗せてもらうのを待っていました。
寒さと避難してくる人々の減少で、国境付近は寂しい雰囲気だったそうです。

チェフコスタッフは日本に帰国しましたが、また直ぐにでも行きたいという気持ちと、戦争が収束しウクライナに戻ることができればポーランドに避難する必要が無くなるので、そうなって欲しいという気持ちが半々です。我々はこれからもウクライナを応援していきます。

 

CheFuKoはウクライナの子どもとその家族のために『ウクライナ子ども救済基金』を立ち上げました。銀行送金またはクレジットカードでのご寄付を受け付けております。皆様の温かいご支援をお待ちしております。

最近の投稿
カテゴリー