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ブログみなさんこんにちは!
3月19日~29日に第3回目となるウクライナ避難民支援活動のため、ポーランドのワルシャワに渡航してきました!
今回の支援活動は、過去最大 5名の温熱チームでの実施となりました。プロの整体師や鍼灸師、福島支援で温熱施術実績がある学生と、バラエティな顔ぶれで現地を訪問しました。
支援活動1日目
モドリンスカ人道センターにてウクライナ避難民に温熱施術によるマッサージを提供するという支援を行いました。この日は5人並んで施術を行い、73名のウクライナ避難民に温熱施術を施しました。
また、子どもたちに折り紙で鶴を折るなどして一緒に遊び、みんなでわいわい楽しそうでした。
支援活動2日目
2日目もモドリンスカ人道センター(ウクライナ避難民受入施設)にてウクライナ避難民の方々に温熱施術によるマッサージを提供しました。
そして特別企画としてボランティアで来てくださったプロの鍼灸師による洗濯バサミツボ押しアドバイスを温熱施術を受けた避難民の方々に行いました。セルフボディケアーとして手のツボ押しを教えてあげると皆さんとても喜んでいました。
この日の施設の館内放送で、「ウクライナ国内で使用している戦車を隠すための網や布が不足しています、施設にいる人たちみんなで作りましょう」というアナウンスが流れました。
隣の国では今も戦いが行われているのだと戦争を身近で感じる館内放送でした。
支援活動3日目
ウクライナ現地パートナー代表のドンチェバさんがウクライナジトーミル州から17時間かけてバスでポーランドまで来てくださいました。
ドンチェバさんが前の日の22日に乗ったポーランド行きのバスはロシアによる攻撃で破壊されて炎が舞い上がっているビルの横を通って来たとのことでした。
そのような中、私たちCheFuKoのために駆け付けてくれたドンチェバさんと昨日と同じ施設にて温熱施術を行い、77名の予約者のうち67名に温熱施術を施しました。
ボランティアで参加してくださった専門学校生が寄付でいただき持ってきてくださったお菓子や髪ゴムを、施術を受けた方や子供たちにお配りしてとても喜んでもらえていました。ウクライナの人々に少しでも笑顔が戻り本当に良かったです。
また現施設責任者に施設案内をしてもらいました。
前回訪問時にはなかった小学校が3階にできており、60人の子供たちが通ってウクライナ語による授業を受けているとのことです。
生活空間にはパーティションでプライベートが保たれるように仕切りが設けられていました。
本日夕方施術を終えた女性が再度戻ってきて、感謝を込めてと言って自身でペイントしたエコバッグをくださいました。温熱施術はこんなにも人を暖かい気持ちにし感謝される支援活動だと改めて感じました。
支援活動4日目
支援活動5日目
5日目は、2018年にウクライナ福島交流プログラムで日本に来たイヴァン君(写真有り)に会いにSOPOTに行ってきました。
9時35分ワルシャワ中央駅発SOPOT行きの電車に乗り、途中のグダニスク駅でイヴァン君が乗り込んできて電車の中で再会し12時30分にSOPOTに到着しました。
SOPOTにてイヴァン君にインタビューをしてお話を聞きました。イヴァン君はウクライナに帰ることを決断し、5月1日にウクライナに戻るとのことです。イヴァン君はウクライナの法律上一度ウクライナに戻ったら、ロシアによるウクライナ侵攻が終わるまで国外に出ることができないことを承知の上で、ウクライナに戻ると決めたそうです。その理由は、ポーランドでの生活が合わないためやウクライナへの強い愛国心を持っているためと言っていました。今のウクライナの法律では27歳までは徴兵されないので皆さん心配しないでくださいと言っていました。
今度会う時は勝利を手にしたウクライナで会いましょう!と言われ、お別れしました。
支援活動6日目
支援活動7日目
ウクライナ避難民支援活動最終日!最終日も今回の主な活動場所となったモドリンスカ人道センターにて温熱施術を行いました。88名の方に予約をいただき、81名の方に温熱施術を受けてもらいました。
最終日ということもあり、多くの人に集まってもらい記念撮影を撮りました。また、施設内の保育所へもご招待いただき、ウクライナの皆様へのメッセージを書き、子供たちと一緒に写真を撮りました。7日間総括して、今回は3度目のウクライナ避難民支援活動@ポーランドワルシャワとなりましたが、モドリンスカ人道センターへは第2回、第3回の訪問となり、多くのウクライナの方々に受け入れられながら、温熱施術ができたと感じております。距離感がとても縮まったと思いました!今度はいつ来るの!?と多くの方から聞かれました!
温熱施術を通して多くのウクライナ避難民の方々に笑顔をお届けすることができました。これも多くの方々にご支援ご協力をいただけているおかげです。ありがとうございます。今後もCheFuKoはウクライナへの支援に力を入れていきます。引き続き、CheFuKoの活動をご理解いただくとともに、ウクライナ子ども救済基金へのご協力をよろしくお願い致します。
また、今回尋ねた施設でドンチェバさんを含め多くのウクライナの方にお話を聞いたりインタビューをしたりしました。その様子は次回5/16(火)の報告会で報告させていただきます。
お申込みは下記のCheFuKoまでご連絡ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。