今日も子供たちの笑顔のために。

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ウクライナ避難民支援活動inポーランド
2023年4月5日

みなさんこんにちは!
3月19日~29日に第3回目となるウクライナ避難民支援活動のため、ポーランドのワルシャワに渡航してきました!
今回の支援活動は、過去最大 5名の温熱チームでの実施となりました。プロの整体師や鍼灸師、福島支援で温熱施術実績がある学生と、バラエティな顔ぶれで現地を訪問しました。

 

支援活動1日目
モドリンスカ人道センターにてウクライナ避難民に温熱施術によるマッサージを提供するという支援を行いました。この日は5人並んで施術を行い、73名のウクライナ避難民に温熱施術を施しました。
   
また、子どもたちに折り紙で鶴を折るなどして一緒に遊び、みんなでわいわい楽しそうでした。

 

支援活動2日目
2日目もモドリンスカ人道センター(ウクライナ避難民受入施設)にてウクライナ避難民の方々に温熱施術によるマッサージを提供しました。
そして特別企画としてボランティアで来てくださったプロの鍼灸師による洗濯バサミツボ押しアドバイスを温熱施術を受けた避難民の方々に行いました。セルフボディケアーとして手のツボ押しを教えてあげると皆さんとても喜んでいました。
この日の施設の館内放送で、「ウクライナ国内で使用している戦車を隠すための網や布が不足しています、施設にいる人たちみんなで作りましょう」というアナウンスが流れました。
隣の国では今も戦いが行われているのだと戦争を身近で感じる館内放送でした。  

 

支援活動3日目
ウクライナ現地パートナー代表のドンチェバさんがウクライナジトーミル州から17時間かけてバスでポーランドまで来てくださいました。
ドンチェバさんが前の日の22日に乗ったポーランド行きのバスはロシアによる攻撃で破壊されて炎が舞い上がっているビルの横を通って来たとのことでした。
そのような中、私たちCheFuKoのために駆け付けてくれたドンチェバさんと昨日と同じ施設にて温熱施術を行い、77名の予約者のうち67名に温熱施術を施しました。
ボランティアで参加してくださった専門学校生が寄付でいただき持ってきてくださったお菓子や髪ゴムを、施術を受けた方や子供たちにお配りしてとても喜んでもらえていました。ウクライナの人々に少しでも笑顔が戻り本当に良かったです。
   
また現施設責任者に施設案内をしてもらいました。
前回訪問時にはなかった小学校が3階にできており、60人の子供たちが通ってウクライナ語による授業を受けているとのことです。
生活空間にはパーティションでプライベートが保たれるように仕切りが設けられていました。
本日夕方施術を終えた女性が再度戻ってきて、感謝を込めてと言って自身でペイントしたエコバッグをくださいました。温熱施術はこんなにも人を暖かい気持ちにし感謝される支援活動だと改めて感じました。
 

 

支援活動4日目

この日は2グループに分かれて活動しました。
大久保グループ3名は昨日と同じ施設で54名の避難民に1人15分の温熱施術を行いました。最後の1組の施術をしているところでまさかの停電!前回昨年10月に訪問した際も停電が起こりましたが、施術を受けているウクライナ避難民の方々は停電に全く動じない様子でよくあることなんだろうなと感じました。携帯電話のフラッシュライトを灯して何とか施術を終えることができました。

 

杉浦グループ2名はフマノシュ避難民施設を訪問し8名に1人30分の温熱施術を行いました。
フマノシュ避難民施設はウクライナ避難民のみならず、ベラルーシの政治難民やウクライナに住んでいたベラルーシ人も避難してきて住んでいる場所となっています。この施設ではベラルーシ人2名とウクライナ人1名にインタビューをしてきました。ベラルーシの方々からは政治難民の心境を聞いてきました。
 

 

支援活動5日目

5日目は、2018年にウクライナ福島交流プログラムで日本に来たイヴァン君(写真有り)に会いにSOPOTに行ってきました。

9時35分ワルシャワ中央駅発SOPOT行きの電車に乗り、途中のグダニスク駅でイヴァン君が乗り込んできて電車の中で再会し12時30分にSOPOTに到着しました。

SOPOTにてイヴァン君にインタビューをしてお話を聞きました。イヴァン君はウクライナに帰ることを決断し、5月1日にウクライナに戻るとのことです。イヴァン君はウクライナの法律上一度ウクライナに戻ったら、ロシアによるウクライナ侵攻が終わるまで国外に出ることができないことを承知の上で、ウクライナに戻ると決めたそうです。その理由は、ポーランドでの生活が合わないためやウクライナへの強い愛国心を持っているためと言っていました。今のウクライナの法律では27歳までは徴兵されないので皆さん心配しないでくださいと言っていました。

今度会う時は勝利を手にしたウクライナで会いましょう!と言われ、お別れしました。

ドンチェバさんは明日再度ミサイルが飛び交うウクライナに戻ります。続いてスウェータさんも28日私たちと別れてからウクライナへ戻る予定です。そして、イヴァン君も5月1日に戻るとのことです。皆さんの安全と平和を心よりお祈りしたいと思います。
 

 

支援活動6日目

この日はウクライナに戻るドンチェバさんとお別れし、初日から4日間温熱施術を行なっているモドリンスカ人道センターにて温熱施術を行いました。97名の方に予約をいただき、80名の方に温熱施術を受けてもらいました。
温熱施術を続けて受けに来られた方々から様々な症状が改善されたと喜びの声をいただきました。
右足に痛みを持つご婦人から痛みが嘘のように消えたという声やロシア軍に拷問を受け表情を失った男性の奥様から夫に笑顔が戻ったという喜びの声をいただきました。
温熱施術で心身ともに良くなっている避難民の方々を見ると、温熱施術の素晴らしさを改めて感じました。

 

 

支援活動7日目

ウクライナ避難民支援活動最終日!最終日も今回の主な活動場所となったモドリンスカ人道センターにて温熱施術を行いました。88名の方に予約をいただき、81名の方に温熱施術を受けてもらいました。

最終日ということもあり、多くの人に集まってもらい記念撮影を撮りました。また、施設内の保育所へもご招待いただき、ウクライナの皆様へのメッセージを書き、子供たちと一緒に写真を撮りました。7日間総括して、今回は3度目のウクライナ避難民支援活動@ポーランドワルシャワとなりましたが、モドリンスカ人道センターへは第2回、第3回の訪問となり、多くのウクライナの方々に受け入れられながら、温熱施術ができたと感じております。距離感がとても縮まったと思いました!今度はいつ来るの!?と多くの方から聞かれました!

 

 

温熱施術を通して多くのウクライナ避難民の方々に笑顔をお届けすることができました。これも多くの方々にご支援ご協力をいただけているおかげです。ありがとうございます。今後もCheFuKoはウクライナへの支援に力を入れていきます。引き続き、CheFuKoの活動をご理解いただくとともに、ウクライナ子ども救済基金へのご協力をよろしくお願い致します。

また、今回尋ねた施設でドンチェバさんを含め多くのウクライナの方にお話を聞いたりインタビューをしたりしました。その様子は次回5/16(火)の報告会で報告させていただきます。

お申込みは下記のCheFuKoまでご連絡ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Fax:03-3291-0011
メール:info@chefuko.org
電話:03-5577-3155

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