11月18日(土)・19日(日)で2023CheFuKo福島スタディツアーを開催いたしました
今回は学生23名、一般5名と昨年度より多くの方がご参加くださり賑やかなスタディツアーとなりました
1日目は7:30に東京駅に集合し8:00に福島浜通りに向けて出発
・東京電力廃炉資料館
・東日本大震災・原子力災害伝承館
・震災遺構浪江町立請戸小学校
の順で震災・津波・原発事故の複合災害関連施設を訪問してきました。
一つ一つの施設をみなさん真剣な眼差しで見学してくれていました
ホテル到着後、お食事の際にNPO花見山を守る会の高橋代表や職員の斎藤久美子さんにスピーチをいただいたり、宿泊先の女将にスピーチをいただいたりと2011年福島で起こったことを生の声で参加者の皆さんに聞いてもらうこともできました。
ホテルから見える大きな橋のてっぺんの高さまで津波が来た、目の前で津波に流されていく人も見た、と今ホテルから見る綺麗な光景とはかけ離れている出来事に、言葉を失いました。
それでも前を向いて力強く歩んでいるみなさんの姿に頭が下がる思いと同時に、少しでも力にれることがあればと改めて感じました。
夕食の後は宿泊先の1つの部屋に集まり学生を含めみんなで卓を囲んでお話をし、楽しい夜を過ごしました。
2日目は朝8時にホテルを出発後、午前はおだか千本桜プロジェクト代表佐藤さんのもと水仙植栽会に参加しました
幸せを運ぶと言われている黄色い水仙を千本桜のそばに植栽するという復興支援体験を行いました
それぞれの思いをメッセージプレートに書き、水仙を植えたところに残してきました!
小高の地に桜と水仙が咲くのを楽しみいています
そして植栽後には、あたたかい豚汁とおにぎりをいただきました。とっても美味しかったです!ありがとうございました
午後は津波で80戸の家が流された浦尻地区にいきました。浦尻公会堂という震災の時津波が襲ってくる中、浦尻地区ののみなさんが避難された場所で、昼食を食べながら、浦尻地区の方々にお話を聞きました。
その後実際に浦尻地区の町があった場所を歩き、津波の教訓などを教えていただき、最後に浦尻貝塚を見学しました。
辛い経験をされた浦尻の方々ですが、いつも暖かく明るく頑張り続けているみなさんにこちらが元気をもらいます。
とても美味しいホッキ貝もご馳走になり、ありがとうございました。
浦尻地区の後は1年に一度浪江町で行われている十日市祭を訪れ、福島産のお土産を買いました!
十日市祭は地元の名店が100店舗ほど出店しているお祭で、震災後ばらばらに暮らす家族がそろうイベントともなっているようで子ども連れの家族が多くいました
以上、全行程を終え、事故や怪我もなく福島から東京に戻ってくることができました
皆様のおかげで予定通り進めることができました!皆様ご協力ありがとうございました
今回のツアーを通して何か一つでも皆さんの心に残るものがあれば幸いです
ご参加くださった皆さん、2日間本当にありがとうございました