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ウクライナ&福島 子ども交流プログラム③(8月28~30日)
2017年9月8日

8月30日(水) 3日目

訪問先:アクアマリンふくしま、いわき・ら・ら・ミュウ、勿来海水浴場
 
いよいよ交流プログラム最終日!!
 
この日は福島県いわき市を観光し、水族館、漁港近くの市場を備えた観光施設、海水浴場を訪れました。連日の行政訪問や施設見学では気を張っている場面も多かった子どもたちだが、この日は海の生き物を見たり触れたり、海辺で遊んだりして1日笑顔で過ごしていました。
 
最初に訪れた水族館「アクアマリンふくしま」子どもたちだけでなく大人も初めから終わりまで盛り上がりました。色とりどりの魚やアシカ、アザラシなどが悠々と泳ぐ大きな水槽を夢中で眺め、何度もシャッターを切っていました。
 

 

 

 

 
(↑水族館にて、アシカや鮮やかな魚の群れを夢中で撮影する子どもたち)
 
次はすぐ近くの観光施設「ら・ら・ミュウ」へ。そこには「いわき東日本大震災展」のコーナーがあり、被災当時の写真はもちろん、壁に実際に町を襲った津波の高さが描かれていたり、段ボールや毛布を用いて避難所の様子を再現していたりと胸に迫る展示が多かったです。こちらでは職員の方に語り部として現状にについてお話しいただきました。「いわき市内は都市部と線量が変わらないということを段々分かってもらえているが、一方で未だに深刻な風評被害がある」とおっしゃっていました。詳しく聞くと、「魚や野菜などの食べ物は検査をクリアしたものしか出していないのに『福島で捕れた』というだけで消費者が敬遠するからバイヤーも買ってくれない」ということでした。同時に「私たちにできることは地道に『安全だ』という事実を伝えていくことだけ」と言っていたことが印象的でした。
 
最後は勿来海水浴場へ。
 
生憎の曇天であったがウクライナはクリミア半島を取られてから身近に海がない環境が続いていることもあり、子どもたちはビーチを裸足で歩いたり海水に足をつけたりして楽しんでいた。
 

 
(↑国ではめったに体験できない磯遊びに子どもも大人も大興奮!)
 
最後はお土産タイム!!リクエストはユニクロとダイソーです。ウクライナで帰りを待っている家族のためにお土産を買い、予定通りの飛行機で帰国しました。5人とも大きなけがや体調不良などもなく無事に2泊3日を過ごすことができ一安心です。今回の交流プログラムが彼らにとって今後の糧となるような有意義なものになったことを祈っています。
 

(↑成田空港にて、最後の集合写真)

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