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2018年第1回ネパール支援活動
(4月25日ー5月2日)【活動編】
2018年5月14日

 2015年4月25日に発生したネパール大地震から3年が経ちました。
 私たちの団体は2015年5月からネパールで支援活動を始め、現地取材・調査を含め団体としては通算11回目のネパール訪問になります。

 今回はチェフコスタッフ5人、ボランティア1人の計6人でネパールを訪れました。

 

 今年1回目の訪問先は、

首都カトマンズにある、里親プロジェクトで支援をしている以下2施設

 

① ラダクリシュナ コミュニティセンター

 

② ライジングロータス

 

 そして2017年4月にも訪れた、ネパール大地震で大きな被害を受けたシンドゥパルチョーク郡のトゥンパカール村にある公立学校

③ コロドゥンデビ学校

 

以上3ヵ所です。

 

 主な活動は

●里親プロジェクトでの支援先2施設への寄付金贈呈

●温熱施術

●子どもたちへのレクリエーション

●物品の寄付

●取材

となっています。

 

 また、今回は支援活動が始まる前に、温熱施術に興味を持った地元大学生を含む現地協力スタッフに研修を受けていただきました。早速今回からセラピストの一員として、大きな戦力となってくれました。

 

地元の女子大学生3人と現地カウンターパート「Happy Earth」総務のラメス タパリヤ氏

 

 

〈寄付金贈呈〉

 里親プロジェクトでの支援先2施設へ寄付金を贈呈しました。

① ラダクリシュナ コミュニティセンター・・・20万円

② ライジングロータス・・・30万円

 

(左)代表のタパリヤ氏に寄付金を手渡す(ラダクリシュナ コミュニティセンター)4/26
(右)施設長のハリ氏に寄付金を手渡す(ライジングロータス)4/27

 

 支援者の皆様のお陰で今年も各施設に寄付金を届けることができました。

 ご支援大変感謝いたします。

 

 

〈温熱施術〉

 温熱施術活動ではたくさんの方にお越しいただきました。施術に対するアンケートをとった結果、満足された方が9割を越え、現地の多くの方のお力になれたことを嬉しく思っております。特に、シンドゥパルチョーク郡コロドゥンデビ学校では2日間活動を行ったのでリピーターの方もいらっしゃり、同校の校長先生は3回も施術を受けてくださいました。滞在時間が限られ短い時間ではありましたが、笑顔で「ダンネバード(ありがとう)」と言ってくださる方々から私たちも力をいただきました。
 また、温熱施術を受けていただく方々に、今回は膝の痛みに対する簡単なエクササイズを載せたちらしをお配りしました。ちらほら目を向けてくださる方がいたので次回からも紹介していきたいと思います。

 

 施術人数は以下の通りです。

①ラダクリシュナ コミュニティセンター・・・88人

②ライジングロータス・・・67人

③コロドゥンデビ学校・・・171人

計326人

 

 

ラダクリシュナ コミュニティセンターでの施術    ライジングロータスにて 今回研修を受けたばかりの大学生

 

コロドゥンデビ学校にて 膝の痛みを抱える女性 エクササイズのちらしを紹介
 

 

〈子どもたちへのレクリエーション〉

 前回の支援活動に引き続き、今回も各訪問先で子どもたちに対して運動のレクリエーションを行いました。

 

ラダクリシュナ コミュニティセンター

 ラダクリシュナ コミュニティセンターでは子どもたちに縄跳び20本とドッヂビーのディスク2枚を寄付しました。

 今回は縄跳びを使って、前跳び、後ろ跳び、あや跳び、二重跳びなどを子どもたちに教えました。あや跳びなど少し難しい技には苦戦する子もいましたが、みんな息を切らしながら一生懸命取り組んでいました。二重跳びを連続で何回も跳んでいる子もいて驚きました。

 

 ドッヂビーは次回訪問時に実施したいと思います。今回は投げ方の練習をしました。

 

 

ライジングロータス

 ライジングロータスでは子どもたちにドッジビー2枚を寄付し、今回はそれを使ってドッヂビーを行いました。

ドッヂビーディスク 当たっても痛くない素材

 

 ドッヂビーとは日本発祥のニュースポーツで、スポンジ状のディスクを用いたドッヂボールのようなスポーツです。最初子どもたちはまっすぐディスクを投げることが難しそうでしたが、練習するうちに徐々にコントロールできるようになりました。次回はもう少し練習を重ねて実際のルールに従って行えたらと思っています。

 

 

 

 

 また、ラダクリシュナ コミュニティセンターとライジングロータスでは、ボランティアによる『魔方陣』も行いました。
理数系が得意な子どもたちはほとんどヒントがなくても解いていきます。苦戦しつつも途中で投げ出さず楽しそうに真剣に取り組む姿にスタッフ一同感心しました。

 

 

(左)採点をするボランティアと子どもたち(ラダクリシュナ コミュニティーセンター)
(右)みんなで集まって解き方を考え中(ライジングロータス)

 

コロドゥンデビ学校

 コロドゥンデビ学校では、訪問初日に『脱走突破ゲーム』というアクティビティを行い、2日目は学校にあるバレーボールを使ってドッヂボールを行いました。
この学校の子どもたちはルールを覚えるのが早く、足も速かったり投球の威力も高かったりと運動能力に優れていて驚きました。
日本でいう中学生に当たる子どもたちでしたが、日本の中学生と対戦したらなかなか良い勝負をするのではないかと思いました。

 

 

脱走突破ゲーム                ドッヂボール

 

 また、就学前の子どもたちにはお絵かきのレクリエーションを行いました。「自分の好きな物」をテーマに、たくさんの色を使って個性溢れる絵を描いていました。一生懸命に描く姿はとてもかわいらしかったです。

 

 

 

〈物品の寄付〉

ラダクリシュナ コミュニティセンター
 私たちが毎月の福島での活動でお世話になっている「みんなの家@ふくしまセカンド」のお母さんたちから、自分の子どもが大きくなって必要なくなったからと寄付してくださったブランケットを施設の子どもたちにお渡ししました。
お母様方、ありがとうございました。

 

 

ライジングロータス
 神奈川県の小学校からご寄付いただいた鉛筆、色鉛筆、クーピーを子どもたちにお渡ししました。ご寄付ありがとうございました。

 

 

コロドゥンデビ学校
 CheFuKo鉛筆と蛍光マーカーをそれぞれ400本ずつ子どもたちにお渡ししました。

 

 

 

 

【取材編・番外編】につづく…

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