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福島支援活動(6月12日、13日)
2018年6月14日

  6月12日(火)と13日(水)の2日間で福島市と南相馬市で温熱施術ボランティアを実施してきました。
今回は職員4人とボランティア1人の計5人で行って参りました。ボランティアの方は今回初めて参加されました。スタッフ一同参加していただきとても感謝しております。

 

  2ヶ月ぶりの活動だったので、福島の景色も前回とがらっと変わり、木々の緑が濃く夏の訪れを感じる頃になりました。

 

南相馬に向かう大熊町辺り

 

  初めて参加して下さったボランティアさんにもっと福島のことを知っていただこうと道中で富岡町に寄りました。再建した駅舎や近くのホテルなど復興を象徴する風景にボランティアさんも夢中でシャッターを切っていました。
  このように一人でも多くの人に自分の目で今の福島を見てもらうことも私たちにできる支援の一つではないかと思います。

 

 

                                                                富岡駅

 

 

<温熱施術活動>

  1日目は南相馬市を訪れました。
大甕生涯学習センター、大町復興公営住宅、西町復興公営住宅の3か所の施設に分かれて温熱施術を行いました。

 

大町復興公営住宅にて温熱施術

 

  西町復興公営住宅では住民の方の共有スペースで施術を行っていますが、施術を待っている間はみなさんにテレビを見ていただいたり施術を受けに来ている方たちとおしゃべりしたりとリラックスしてくださっています。近所の小学校の運動会の風景がテレビで流れた時にお母さんたちから「この子たちはどう成長していくのかねえ。もう大地震や津波の経験をしてほしくないなあ」という声が聞こえてきました。震災を経験したみなさんだからこそ言える心からの願いの言葉だと思いました。

 

 

  2日目は福島市で活動を行いました。

  NPO花見山を守る会、学童のレインボーハウス、子どもやお母さん方が集まる復興交流拠点のみんなの家@ふくしまセカンドの3か所に分かれて温熱施術を行いました。

 

  4月には桜でピンクに染まっていた花見山の景色も美しい新緑に変わり、夜にはたくさんの蛍を見ることができました。

 

花見山の水辺にて

 

 

  2ヶ月ぶりということもあり、みんなの家@ふくしまセカンドではいつも施術を受けてくださるお母さんたちが楽しみにしてくれていました。初めて施術を受ける方もいて、「温かくて気持ちが良い」という声をたくさんいただきました。
赤ちゃんも泣かないように頑張ってお母さんを待っていました。

 

みんなの家@ふくしまセカンドにて

 

 

  梅雨の時期で気候や気温の変化が大きくなっていきます。体調にも影響が出てくるかもしれませんので、みなさんの健康を祈るとともに、来月も福島の方の力になれるよう心を込めて施術をさせていただきたいと思います。

 

  次回は7月10日(火)、11日(水)の訪問を予定しております。

 

 

<温熱施術人数>
1日目27人(大甕生涯学習センター:5人 大町復興公営住宅:15人 西町復興公営住宅:7人)
2日目30人(NPO花見山を守る会:9人 レインボーハウス:7人 みんなの家@ふくしまセカンド:14人)

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