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ウクライナ&福島交流プログラムⅠ
2018年9月6日

 

 

8月25~29日の5日間で「ウクライナ&福島 子ども交流プログラム」を実施しました!

原発事故があった2カ国の子どもたちが出会う機会を提供し、双方の友好促進を図りたいと考えて始めたこのプログラムはことしで2回目です。ことしはチェルノブイリ原子力発電所から100キロ圏内の地域であるウクライナのオブルチという町の子どもたち男女4人が来日し、福島県の児童や大学生と交流しました。

まだまだ、始めたばかりで手探り状態ですが、福島市のNPO花見山を守る会さんや桑折町の醸芳小学校さんなどに多大なるご協力いただきまして、なんとか形にすることができました。プログラムの様子をご紹介します。

参加者は以下の4人です。

ナスティヤ         フェジェ         イヴァン             ソンヤ

   

         

 

 

 

 

 

【いわき市編】

8月25日

プログラム:アクアマリンふくしま見学、いわき・ら・ら・ミュウ見学、海水浴

25日の朝9時ごろ、成田空港近くのホテルから福島県のいわき市へ向けて出発しました。ウクライナとの時差は6時間あるため時差ボケを心配していましたが、子どもたちは始終元気で初めての日本に興奮気味でした。

最初の訪問地は水族館・アクアマリンふくしま。こちらには去年も交流プログラムで訪れウクライナ陣に大好評だったのですが、ことしも初めてみる魚や海の生き物を楽しんでくれました。

   

 

いわき・ら・ら・ミュウでは東日本大震災の様子を展示する施設を訪れ、子どもたちは語り部さんの話を真剣に聞いたり津波で流された町の写真を見たりして3.11当時のいわき市の姿を学びました。

    

いわき市最後のプログラムはこの日一番のお楽しみ、海水浴!昨年、震災後6年ぶりに海開きを再開した薄磯海岸に行きました。子どもたちは着いた途端に水着に着替え砂浜へ駆け出しました。天候は生憎の雷雨でしたが、そんなことはものともせず大はしゃぎで波に飛び込みます。

海が身近にないオブルチの子どもたちにとって海水浴はとても貴重な経験になったようです。

 

その日の夜はいつもお世話になっている福島市の「NPO花見山を守る会」にお邪魔し、今回お世話になる桑折町立醸芳小学校の児童のホストファミリーの方々とBBQをしました。子どもたち同士はすぐに仲良くなったようで「趣味は何?」「ウクライナはどんなところ?」など会話が弾んでいました。2家庭ともとても暖かいご家族で、素敵なご家族に受け入れていただき大変うれしく思いました。

 

 

ホストファミリーの皆様と顔合わせ

 

 

 

ウクライナの伝統料理「ボルシチ」と「サーロ」

 

Ⅱへつづく

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