今日も子供たちの笑顔のために。

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福島支援活動(10月9日、10日)
2018年10月11日

10月の福島支援活動のご報告です

台風の影響でしょうか。秋を感じられるのはまだまだ先のようでした。
(当日の最高気温27℃)

 

 


ドライブ絶好の日。天候にも恵まれました!

高速道路で福島県に入った途端、下のようなトラックを何台も目にしました。


ニュースを検索したところ、「今月、環境省が除染廃棄物を浪江町の焼却施設に運び込むことを決めた」という記事を目にしました。まだまだ原発事故は終わっていない、そんな思いを抱きながら南相馬市へ向かいました。

南相馬市に到着後、毎回、楽しみにしているのはランチタイム。
先月に続いて今月もこちらにお邪魔しました。

(食欲限界に我を忘れて、ご飯の写真を撮り忘れて外観のみ...)
しっかりと栄養を補給して、午後からの温熱マッサージに取り組みます。

【1日目 南相馬市】
活動地の南相馬市の大甕生涯学習センターでは、この場所で家庭から持ち込まれた食品の放射性物質検査を
行っていました。各自治体で放射能の食品検査を行っていることはニュースなどで知っていましたが、
機械を直接、見るのは初めてでした。毎月、多くの食品が持ち込まれるそうですが、最近では基準値を超えるものは無いと伺いました。


実際に使用している放射性物質測定器

 

もう一つの施設では、ボランティアさんを含めて4人で施術を行いました。
そこでは温熱マッサージを心待ちにしてくれている方の人数が多く、4人でなんとか決められた時間内に全員の施術を終えることが出来ました。

温熱施術ボランティアさんの数を増やすことを考えなければ...

【2日目 福島市】

 

今年の8月に行った「ふくしま・ウクライナ交流プログラム」でもお世話なった花見山を守る会さまに、
ウクライナの子どもたちから託されたお土産を渡すことが出来ました。
Будь ласка, дай мені душевний спокій, як я міцно вручив!
(ウクライナの皆さん、ちゃんと渡したから安心して!)


預かったものをお渡ししました。トップ画像はそのお手紙です。

 

 

マッサージを受けに来た中で、現在、避難区域に建っている自宅を取り壊す予定だという方がいらっしゃいました。
元々は長く住んでいた家なので取り壊す気持ちは無かったそうです。しかし、今の住居と前に住んでいた住居を
メンテナンスのために往復しなければならない、そのことの大変さや、国から住居解体の補助金が出ることから、
取り壊しを決めたそうです。

最後に「(こちらに引っ越してきて)今は何もすることが無くて辛い。以前のように家の畑仕事などをしていたかった」と仰っていました。先月、ウクライナを訪問した際、自分の住処を離れなければならないことがどれ程に辛いことなのか、という話を聞いた事を思いだしました。

 

 

 

最後に、この福島滞在中に「福島」、「ネパール」、「ウクライナ」間で行うクリスマスカード交換について、
各施設に実施のお願いをしてきました。
子ども達が世界に目を向けるきっかけになってくれればと思っています。

 

 

*100円ショップ、大きい文房具店を周りましたが、この時期はまだ「ハロウィン」がメインで、
クリスマス関連グッズを見つけることが出来ず。可愛らしいクリスマスカード見本を作ることが出来ませんでした(言い訳です)


職員で作ったクリスマスカード見本!?(ネパール用)

 

 

《施術人数》

1日目 大町東16人、大甕生涯学習センター3人

2日目 花見山を守る会10人、「まつぼっくり」6人、みんなの家@セカンド6人 レインボーハウス3人

次回は11月27日(火)、28日(水)に福島訪問予定です。

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