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福島支援活動 4月9、10日
2019年4月12日

今月は4月9日(火)、10日(水)に福島支援活動を行いました。

 

4月に入ったのに気温は低く、帰りは雪が降り出し高速道路では吹雪いていました。
桜と雪のコントラストは東北地方ならではの光景ではないでしょうか。

 

《温熱施術活動》
1日目は南相馬市の大甕生涯学習センター、大町東復興公営住宅の2カ所と、福島市のレインボーハウスで活動しました。

 

大町東復興公営住宅では施術をしながら、東日本大震災の時に津波から逃げたというお話や、目の前で何十人と津波にのまれた人を見たというお話を聞きました。今だからこうして当時の話をすることができると思いますが、避難された方の当時の恐怖は私たちでは計り知れないほど大きなものだったでしょう。

 

また、震災のお話だけでなく、最近息子夫婦と旅行に行ったという話など、楽しい思い出話も伺うことができました。

 

ここのコミュニティーでは色んなアクティビティを行えるだけでなく、みんなで楽しくお話する機会を得ることができます。被災し、家族と離ればなれになった方々にとってこのような場は貴重な憩いの場になっているといつも感じています。

 


大町東復興公営住宅にて施術の様子

 

2日目は福島市のNPO花見山を守る会とみんなの家@ふくしまセカンドで活動しました。

 

この日の朝は花見山を守る会の高橋代表に花見山を案内していただき、たくさんの美しい桜の景色を見させていただきました。遠くの山にはまだ雪が残っており、手前にピンクの桜が視界に入る景色は絶景でした。早くから花見山を散策している人もたくさんいて、高橋代表をはじめ、たくさんの農家の方が花見山の手入れをして守ってきたからこその光景だと思いました。

 

     

 

   

 

   

 

   

 

 

みんなの家@ふくしまセカンドでは、ここ数ヶ月で新しく施術を受けに来てくださる方が増えてきています。常連の方々もいつも「気持ちよかった。また来ます」と言ってくださり、たくさんのお母様方と交流ができて私たちも嬉しく思っています。

 

みんなの家@ふくしまセカンドには、被災した浪江町から福島市の復興公営住宅に避難して8年が経つというお母様や、小さいお子さんの育児で悩みを抱えるお母様など、様々なお母様方が集まります。それぞれたくさんの悩みを抱える中で、他のお母様の悩みを聞いたり、聞いてもらったりと、普段の生活ではなかなか解決できないようなことも会話の中から何かヒントを得られる、そんな場作りをされているスタッフの方々の努力が伺えます。
これからも施術をしながらスタッフの方やお母様方とたくさんお話ができればと思っています。

 

   
みんなの家@ふくしま セカンドにて施術の様子

 

《施術人数》:
1日目:大甕生涯学習センター5人、大町東復興公営住宅10人、レインボーハウス:6人
2日目:みんなの家:10人、花見山を守る会:15人

 

来月はネパール支援活動とウクライナ支援活動のため福島での活動はお休みさせていただきます。
次回は6月18日(火)、19日(水)の活動となります。

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