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福島支援活動 7月9日、10日
2019年7月12日

7月9日(火)、10日(水)に福島支援活動に行ってきました。

前回に引き続き今回もボランティアの浅松さんが参加してくれたので、職員4人と計5人で活動しました。

 

 天気が気になりましたが活動中は小雨が降る程度だったので安心して運転ができました。

 現在福島では手足口病が流行っており、患者数は400人を超えています。
今回訪問した施設でも手足口病にかかってしまった方がいて皆さん予防をしていました。
病が広がらないことをお祈りいたします。

 

《福島の7月の景色》

 いつもお世話になっている福島市のNPO花見山を守る会さんでは季節を感じられる景色に触れることができます。
今回も前回同様蓮池で蓮の花たちを見ることができましたが、今回は蓮の葉に雨つゆが溜まる光景が目立ちました。梅雨がまだ終わらないということを感じさせるとともに、背景にある山の木々が青々しくなっている様子は夏の訪れを感じさせました。
 また採れたてのミニトマトがとても美味しそうでした!

 

   

 

 

 

《温熱マッサージ》

 1日目は南相馬市を訪れ、大甕生涯学習センター、大町東復興公営住宅の2カ所で活動しました。

 

 大町東復興公営住宅に集まる方々の中に、来月の「ウクライナ&福島子ども交流プログラム」で南相馬市でのプログラムでお世話になる方のご親戚がいらっしゃいます。なんとも偶然の繋がりでしたが、これもご縁ということで、交流プログラムで実施を予定しているバーベキューに来ていただくことになりました!
 毎月の福島支援活動で施術を受けていただいている方とまた違うかたちで交流できることが非常に楽しみです!

 

 温熱施術では気温が低かったこともあり足が冷えている方が多くいらっしゃったので温まっていただきました。
いつも短い時間ですが施術を受けに足を運んでいただき感謝しております。

 

   
(左)大町東復興公営住宅での温熱施術の様子
(右)大町東の集会所に来月開催する交流プログラムのポスターを貼らせていただきました

 

2日目は福島市のNPO花見山を守る会と、学童のレインボーハウス、飯野町集会場、みんなの家ふくしま@セカンドの4か所で活動をしました。

 

 飯野町集会所では、あるお母様から震災に関するお話を聞くことができました。
東日本大地震が起きる前、その方は旦那さんと2人の娘さんと暮らしていたそうですが、震災後、長女は原発事故に対して不安を持ち家族で岩手県に引っ越しされたそうです。その後次女もお姉さんを追い岩手へ移り住みました。お母様の旦那さんが娘さんに県外へ避難した方が良いと言ったそうですが、お母様は寂しかったようです。

 福島県には大震災によって家族がばらばらになってしまった家庭がたくさん存在します。そして寂しさを押し殺して生活している方もたくさんいらっしゃいます。私たちはそのような方たちに対して、温熱施術をしながらお話を聞くことくらいしかできていませんが、少しでも心が安まればと思っております。

 

   
(左)学童レインボーハウスで子どもたちに温熱施術
(右)NPO花見山を守る会での施術風景

 

 

《施術人数》

1日目13人(大甕生涯学習センター3人、大町東復興公営住宅10人)

2日目36人(花見山を守る会13人、、レインボーハウス7人、飯野町集会場4人、みんなの家セカンド12人)

 

次回の福島訪問は8月6日(火)、7日(水)になります。

 

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