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前回の災害支援(10月13~19日)に引き続き、福島市と、
今回は宮城県丸森町へ10月24~28日にチェフコ職員男性二名で支援に向かいました。
福島市では浸水した車輌内部の洗浄と拭き取り作業を行いました。
車内は泥の臭いが充満していましたが、泥の色が無くなるまでシートを洗浄することで収まっていきました。
また、台風19号と21号の影響で、宮城県では阿武隈川支流の内川、新川、五福谷川が氾濫し、丸森町周辺では家屋水没、土砂による全壊・半壊の被害が多く出ました。
支援に向かったエリア(丸森町役場から車で10分と30分の箇所)の道中では橋が崩落、土砂崩れや道路冠水により通行止めが多々見受けられ、現場に向かうにも迂回に続く迂回を経て、漸く辿り着けました。
宮城県丸森町の状況 応援に駆け付けたボランティアの方々
道中、避難されたのか、横転した車と家具が散乱したまま残された家も散見されました。
崩落した橋
土砂崩れの補修工事の現場 路肩に流木やごみが寄せられている
ねじ曲がったガードレール 流木で柵が歪んでしまっている
被災家屋の撮影は控えましたが、家は冠水により一階が泥に埋まり、どこから手を付けていくのかという状況でした。
支援先のご家族は疲弊された様子で、家を手放すと仰っていました。
支援先近辺の道路
支援先の一階には泥が約30㎝ほど堆積し、かき出す作業だけで一日終わってしまいました。
別の支援先の家屋は土砂崩れにより半壊状態。
木枠が捻じ曲がりガラス片が散乱している中、途方もないほどの土砂のかき出しを行い、途中から重機を使用し土砂を取り除き、泥に塗れた畳やタンスを出す作業となりましたが、足場が大雨の影響でぬかるみ、滑らない様に気を付けるのに必死でした。
周辺の田畑の被害も考慮すれば町全体で甚大な被害が出ていると考えられます。
丸森町仮ごみ置き場
チェフコは引き続き、被災地支援を続けて参ります。