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ブログ今月の福島支援及び災害支援活動報告を致します。
今回は2月18~19日に福島で職員4人で温熱活動を行い、
20~22日は令和元年台風第19号で被害を受けた宮城県丸森町で、
4回目となる災害支援活動に職員2名で従事しました。
丸森町では前回に引き続き、オープンジャパンさんの活動に参加させて頂きながら、
復興支援をして参りました。
<常設されているテントが寝泊まりの場所>
前回までは丸森町周辺のホテルに滞在して支援に向かっていましたが、
今回はオープンジャパンさんがお借りしている丸森町の体育館に宿泊させて頂きました。
避難所のように、ストーブなどの暖房機器を一切使用しないので、非常に寒い空間でした。
<お食事の場所> <Chefukoスタッフが作ったバングラデッシュカレー>
食事は集会所に併設されているキッチンを利用して、皆で食べるのが
基本でした。和気あいあいとしながら、その中でも建設的な意見交換をしあう
とてもいい雰囲気です。
<重機の操作の様子。特に安全性の確保を何度も強調してご指導頂いた>
活動初日に職員が2週間ほど前に重機の免許を取得した旨を伝えると、早速、土砂崩れの被害のあった
ご家庭で重機を操作する機会を与えて頂きました。教習所では教えてもらえないような、
災害現場ならではのテクニックを懇切丁寧にご指導賜りました。
他には被害が甚大であった山間部の地区にある集会所に入り、ビス打ちや壁はがしの作業など、
簡単な大工作業をお手伝いしました。作業現場には外国人の方もいて、復興に携わっている人が
日本人だけではない事実が感慨深かったです。途中で区長さんがお茶を差し入れてくださいました。
その時に『なんとお礼を申し上げていいか分からない』と目頭を熱くされていたのが印象的でした。
復興が遅々として進まない中、世界中を席巻する新型コロナウィルスに対する
危惧の声も現場では聞かれました。
一日も早い事態の収束を願ってやみません。
【2020年2月18~19日温熱活動での施術人数】
1日目(4名):大甕生涯学習センター4名、
2日目(30名):花見山を守る会10名、飯野町集会場3名、みんなの家14名、レインボーハウス3名