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ブログ2月の支援活動は二日目朝に雪が降り出し、積雪を心配して前倒しで活動を行いました。
3月に常磐道が全線開通する予定のため、6号線を利用しての北上は今回がおそらく最後になると思われます。
いつも降りる常磐富岡ICを降りると
作業員が除染らしき作業を行っていました。
1日目の南相馬は天気もよく、普段通りの活動ができました。南相馬では3箇所の活動拠点がありますが、毎月楽しみに待ってくれている方々がいるので私達も張り切っていけます。翌朝は1月に完成した「そらまめ」の東屋を皆で見学するために、夜のうちに福島市へ移動して宿泊しました。
翌朝、起床すると天気予報通りに雪が降り出していました。高速が通行止になることを懸念して午前中から前倒しで動き、普段より早めに福島をあとにしました。でも有り難いことにこういう天気の悪い日なのに、花見山にはたくさんの方が温熱を受けに来ていただきました。駆け足になってしまい申し訳ない気持ちでした。また来月もお越しください。
【出張温熱施術】
私たちが帰京する一方、事務局・平田は福島からそのまま仙台へ向かいました。CheFuKoがお世話になっている仙台のNPOキャットミント様のお手伝いのためです。昨年ご一緒させていただいた兵庫県の盲目の鍼灸師さんと仮設でマッサージ支援をしてきました。そして鍼灸師さんをお連れして、米沢の県外避難者の皆様にもマッサージ支援を行ってきました。
米沢は福島市からの母子による自主避難が多いため、お子さん連れのお母さんが数名いらっしゃいました。その中で何人かの方が「子供が4月から小学校にあがるので、学習環境を考えて、色々不安はありますけど福島に戻ることにしたんです」という話をされていました。もともと自主避難は避難元からのサポートがないため、経済的にも厳しい条件でした。そこに子供の学習環境も考慮して戻らざるを得ない状況が生じているようです。あのような人為的なミスも重なって原発事故が起こったわけですから、被災者に選択の自由は与えてもらいたいものです。ましてやこれからの日本を担っていく宝なのですから、「健康」と「教育」という大事な柱については最大限の補償を行うべきではないでしょうか。