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5月25日(土)、26日(日)の2日間、「第1回・福島特別視察団」として、32名の有志の方々と共に福島市および南相馬市へ視察とボランティア活動に伺いました。
◆1日目
初日の午前中は、「NPO花見山を守る会」を訪れ、花見山の約30haの一部を散策させていただきました。
この会は、花見山の高齢化が進む花見山の農家と花見山の美しい風景を守ることをテーマに、10年前から活動を開始しました。
そして、2年前の3月11日の震災以降は被災者の方々への支援活動や除染作業も行っていらっしゃる旨、髙橋真一代表からご説明をいただきました。
「一般社団法人 世界の子供たちのために」として、桜の苗木の10本の植樹に協力させていただきました。
午後は2ケ所、訪問いたしました。最初に訪問した南相馬市立総合病院では、院内の見学や内部被曝量を測定できる放射能検診の体験をさせていただきました。
後半には金澤幸夫院長自ら、画像やデータを放映しながら、震災、原発事故当時のお話を聞かせて下さいました。
次に南相馬市役所を訪れ、桜井勝延市長から当時の状況や今後の行政としての活動方向のお話を伺い、質疑応答を行なうという、中身の濃い会合となりました。
夜には大懇親会。ボランティア団体の方々や幼稚園園長はじめ先生方など、地元で活動を続けている皆さん10名以上の方にもご参加いただき、大いに盛り上がりました。
また、初日には一部の班が草刈りや除染のお手伝いをさせていただきました。
◆2日目
2日目は、レクチャー会場にて浅井隆より今回のプロジェクトの全貌の説明をさせていただきました。
また、東北大学名誉教授 山内文男先生から放射能についての解りやすい解説のご講演もいただき、大変充実したレクチャーとなりました。
第1回ということで準備不足も多々ございましたが、現地の方々の生の声をたくさん聞かせていただき、また居住制限のかかったエリアも直接通ることができました。
参加された皆様からも沢山のお礼と感謝のお言葉をいただきました。さらに、全体の解散の後に、温熱施術チームは保育施設に訪れ、
お母様方や子供たちに実際に「温熱施術」をさせていただきました。