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8ヶ月ぶりにネパールで支援活動を実施してきました。
今回は首都カトマンズと2年前に発生したネパール大地震で大きな被害を受けたシンドゥパルチョーク郡を訪問しました。また活動先は、子供たちが生活する施設と公立の小中学校でした。
簡単ですが、以下報告内容です。
① シンドゥパルチョーク郡の様子
ネパール大地震から2年が経ちましたが、未だに震災の傷跡は多く残っていました。崩れたままの家の横にあるトタンで再建された家々や再建途中の学校校舎がたくさんありました。また地震で親を失い、施設に入所した子供にも出会いました。
トタンで作った仮設住居
トタン板で修復した校舎
震災で母親を失った姉妹。施設で生活してます。
②子供たちとの交流
里親プロジェクトで支援している「ラダクリシュナ コミュニテイーセンター」の子供たちと簡単な化学実験「割れないシャボン玉作り」を実施しました。
最初は順調だったのですがシャボン液を作る工程の中でミスが生じ、想像していた結果にはなりませんでした。しかし子供たちは想像力が豊かなので自分たちなりに「割れないシャボン玉」を作り、楽しんでいました。
シャボン液を作る過程
子供たちなりに作った「割れないシャボン玉」途中行程
子供たちなりに作った「割れないシャボン玉」完成形
各学校で掲示した日本文化紹介のパネルにも興味を示してくれました。
③温熱活動
カトマンズの3施設は過去に数回温熱支援活動を実施したことがあったので、リピーターの方が多かったです。「前回施術を体験した後、身体が楽になったからまた来ました。」や「友達に誘われて来ました。とても気持ちよかったです。」などの感想をいただきました。地方であるシンドゥパルチョークでは、幅広い年代の方に温熱施術を提供しました。震災で精神的にダメージを受け偏頭痛を訴える子供、農作業で身体が非常に堅い女性、杖をついている高齢者などなど、予想以上の方が温熱施術を体験しました。
5日間の支援活動で、合計 429名の方に対して温熱施術を施しました。
施術を受けに来た高齢の方
偏頭痛を訴える子供
次回のネパール支援活動は11月を予定しております。