BLOG
8月の支援活動は高校生が参加しました。初めて被災地に訪れるということもあって、しっかり現地の状況を見ていただこうと考え、南相馬については、現地で被災地語り部などもやっておられる方に相談して被災地をご案内頂きました。生憎の雨だったのですが、未だに残っている津波被災の家屋などを直に見せていただけた様子でとても勉強になったとのことでした。
福島の花見山の農作業でも、ねぎの収穫やトラクター体験をさせて頂いたり、こひつじ幼稚園では子供たちの可愛さに心を打たれていました。
これからの進路選択に何か役立てれば嬉しいです。
さて、二日目のNPO花見山を守る会での温熱活動では、「ここのサロンに初めて来ました」という方がいらっしゃいました。段々顔見知りが増える中、サロンに来ること自体は初めてという方は久しぶりでした。
私達の温熱軍団の活動は、花見山を守る会さんの「仮設に引きこもっている人が少しでも外に出るためのきっかけ」のツールの一つとしての役割があるので、「初めてここまで来た」というご縁はとてもありがたいです。
気持ちよく温熱を受けていただけたのか、途中で「もう生きてても仕方がないんです、、、」という言葉がポロっと出てきました。きっとこういうリラックスできる場は久しぶりだったのかもしれません。「また来月も来てくださいね」と言ってお別れしました。
震災から4年目に入りましたが、まだこのサロンのような場所に足を運ぶこともなく、一人で悩み苦しみを抱えている方は沢山いらっしゃるのだと思います。ぜひ来ていただければ私達も嬉しい限りです。
今月も無事に終了。
皆様ありがとうございました。
■活動記録
8/26南相馬市/美容室わたなべ(温熱)、牛越仮設第二集会所(温熱、ラジオ体操参加)、被災沿岸部(視察)
8/27福島市/NPO花見山を守る会(温熱、農作業)、こひつじ幼稚園(温熱)