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2018年第1回ネパール支援活動
(4月25日ー5月2日)【取材編・番外編】
2018/05/14

〈取材〉

 各訪問施設では施設長らに取材を行いました。ここではネパール大地震で大きな被害を受けたシンドゥパルチョーク郡にあるコロドゥンデビ学校近くの村での取材内容を少し紹介したいと思います。

 

ラタンコト村

 

 ラタンコト村は支援活動を行ったコロドゥンデビ学校から車で約10分の場所にあります。2015年のネパール大地震で大きな被害を受け、いまだに修復できていない家や、トタン屋根など簡易的な材料で建てられた家に住む人々が多くいます。

 

 

 

 政府からの指示で支柱とする鉄筋コンクリートの鉄棒の数を増やして建築が進められていますが、それでも耐震が十分とは言えません。また補助金をいまだに全額受け取っていなかったり、全額受け取ったとしても建築材料を全てまかなえなかったりするといった問題もあります。そのため自分たちで材料を工面して、自分たちの力で家を建てている人もいます。

 

 

 

 取材をしていると続々と人が集まってきました。この村のほとんどは農家で、取材を受けていただいた女性がスタッフのカメラに向かって「私の手を撮ってちょうだい。働いてきた手よ」と誇らしげに両手を見せてくれました。笑顔で対応してくれたお父さんもとても印象的です。ある男性に「お父さんにとっての幸せはなんですか?」と聞いたところ、「孫の幸せ」と返ってきました。自分たちが幼い頃学校に通えず貧しい暮らしをしていた分、子どもや孫には学校に通って幸せになってほしいと強く望む人が多かったです。

 

 

 

 

〈子どもたちの生活に密着〉
 今回の訪問施設の1つである、ライジングロータスにスタッフ2人で1泊し、子どもたちの生活に密着しました。
休日でしたが子どもたちの朝は早く、早い子で5時に起きます。起きて何をするかというと、勉強です!部屋の掃除も自分たちでしますし、トイレ掃除もします。トイレは現在1つしかなく、衛生面も心配です。

 

 

子どもたちの寝起き              起床後の勉強の様子

 

 

部屋の掃除の様子               トイレ掃除の様子

 

 朝食で日本のサバ缶を子どもたちに食べてもらいました。おいしいと言ってくれる子もいましたが、なんだか気を遣っているような雰囲気も(笑)

 

 

 

 今回子どもたちと1日過ごすことで、彼女らの勤勉さや施設側の子どもたちへの指導がしっかりなされていることがわかりました。施設の設備や子どもたちの生活にかかる費用は正直十分ではありません。今後どのように支援を続けていくかしっかり考えていきたいと思います。

 

 

〈番外編〉

ちょっと一息

 

 活動の合間に、Kailashnath Mahadev(カイラスナート・マハデブ)と呼ばれる、世界一背の高いシバ神像を見に行ってきました。
 古都バクタプルから東へ約6㎞東(カトマンズから約20㎞弱)、サンガと呼ばれる場所にある小高い丘の上に、そのシバ神は立っています。目の前にすると迫力満点です!

 

 

 現代のヒンドゥー教では最も影響力を持つ3柱の主神の中の1人であり、「破壊」と「再生」の神とも呼ばれています。

 

 そして「ネパール最古の仏教寺院」とも言われ世界遺産にも登録されている「スワヤンブナート」も訪れました。

 

 「スワヤンブナート」とは「創造者」という意味で、空にに向かってそびえる仏塔「ストゥーパ」の周りではマニ車を回しながら巡回し、祈りをささげる人々がたくさんいます。マニ車とは主にチベット仏教で用いられる仏具で、回転させた数だけ経を唱えるのと同じ功徳があるとされています。
 ストゥーパの先から伸びる旗は「タルチョ」と呼ばれ、チベットの五色の祈祷旗です。青・白・赤・緑・黄の旗はそれぞれ天・風・火・水・地を表現しています。経文が書かれている場合は風に靡くたびに読経したことになります。

 

 

 

 

ネパールで出会った料理
 今回のネパール訪問で出会った料理をご紹介!

 

 まずはダルバート部門!ダルバートとはネパールの代表的な家庭料理で、ダル(豆スープ)とバート(米飯)の合成語で、それにカレー味の野菜などのおかず(タルカリ)、漬物(アツァール)を加えた食事です。

 

(左)今回訪れた施設の1つラダクリシュナのダルバート 辛いけどミトチャ(美味しい)!
(右)シンドゥパルチョーク郡で毎晩お世話になった食堂のダルバート 付け合わせのヨーグルトが辛さを和らげる!

 

 

(左)今回訪れた施設の1つライジングロータスのタルカリ、アツァールとロティ ロティとは全粒粉を使った無発酵パンの一種
(右)ロティを作っている様子

 

 次は餃子部門!広くチベット文化圏で食べられるモモと呼ばれる蒸し餃子の具材には野菜やマトン、ヤク、鶏などのお肉が使われます。

 

(左)カトマンズの食堂のモモ 包み方も様々
(右)焼き餃子にも出会えた

 

 続いて麺部門!辛いのが苦手な人の味方です(笑)

 

(左)トゥクパと呼ばれるチベット文化圏で作られる、日本のうどんに似た食べ物 汁は塩味で、少しの野菜と、マトンやヤクの肉が加えられる(カトマンズ ホテル近くの食堂)
(右)こちらもトゥクパ 具材がバターで炒められていて味がまろやか トゥクパ好きのスタッフの中ではこのトゥクパがベスト!(ライジングロータス近くの食堂)

 

 

(左)チョウメンと呼ばれる少しスパイシーな焼きそば 日本人の口にも合う!
(右)チャウチャウと呼ばれるインスタントラーメンのような食べ物 にんにくやパクチーなどの香辛料が入っている

 

 

 少々内容が盛りだくさんになってしまいましたが、それだけ今回の活動は充実したものになりました。支援活動を行いながら現地調査もし、どのような支援が必要かをしっかり考えていきたいと思います。
 次回のネパール活動は10月末です。その前に、7月4日(水)19時から活動報告会を行う予定です。そこで今回のネパールでの活動も報告いたします。

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